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2012.06.30
Midsommar(ミッドサマー・夏至祭)の小旅行も終えて戻って来ました。見て下さい、この快晴!こちらは先週土曜のミッドサマー当日のお祭り会場です。そして右側に見えるポールの周りで皆が踊り、夏を祝います。こちらのポールがミッドサマーのシンボルのようなものですね。
毎年この場所でお祭りが行われ、地元の人達が沢山集まります。なかでもメインのイベントはコチラ。馬のレースです。一日で10レース程行われ、会場に集った大人はどの馬が勝つか賭けます。会場には大きな発券場があり、誰でも賭けに参加する事が出来ます。
子ども達にはこちら、ポニーに無料で乗ることが出来ます。
会場の敷地内にはこの他レストラン、そして規模は小さいですが遊園地のまで。大人から子どもまで楽しめます。かなりの確実で毎年雨の降るミッドサマー、今年は写真でご覧いただける通りの良いお天気。通り雨もなく、とても気持ちの良い日でした。
こちらが遊園地。子ども達はここで遊ぶことが出来ます。他にも売店などがあります。
音楽を演奏するステージも。皆家からテーブルや椅子を持参して、芝生の上で馬のレースを観戦したりおしゃべりに花を咲かせたり、思い思いに過ごします。多くの人が遠方などから地元に戻ってきているので「久しぶり!」なんて会話もアチラコチラから聞こえてきます。こちらはレースで1等だった馬と騎手のウイニングラン。皆拍手で迎えます。せっかくのミッドサマーなのに今年も雨が降ったらどうしよう…と天候をとても心配していたのですが、本当に目の覚めるような快晴に恵まれて本当に良かったです。ただ、天気が良かったのは本当にこのミッドサマー前後のみ!それ以来また雨が降ったり寒かったり…と、今年の夏はやはり冷夏かもしれません。
この夏至祭前後から数週間の休みに入る人も多く、いろいろな所でお祭りが開催されているこの時期。日本よりひと足早い夏のスウェーデン、また引き続き色々な写真をご紹介したいと思います。 -
2012.06.22
一年のうちでクリスマスと並ぶビッグイベント、Midsommar(ミッドサマー・夏至祭)を祝う為に北部の街まで来ています。今週末いよいよミッドサマーイブ・ミッドサマーと続きます。一年で日が一番長いのもこの時期です。日本でいったらお盆のようなものでしょうか?地元を離れて暮らしている人も、それぞれが家族の元へ里帰りし、皆でミッドサマーを祝います。
スウェーデンで夏の果物といえば、イチゴです。いたるところにイチゴ売りのスタンドがあり、スーパーまで足を運ばずともパックに山盛り入ったイチゴを買うことが出来ます。今日はミッドサマーの為に5パック買ったのですが、味見をしたらとても甘くて美味しかったです。街行く沢山の人々が立ち止まってイチゴを買っていきます。日本のスーパーで売っているイチゴは、大きさが揃っていたり色が鮮やかだったり、パックに綺麗に並んで詰めてありますね。こちらでは「見た目」は関係ありません。大きいのから小さいのまで、中には虫にかじられているのも、それぞれが収穫されたそのままの状態で家庭のテーブルに届きます。お店の中を覗いてみました。ここには地元のハンドメイドの商品が沢山置いてあります。真ん中には手作りのエンジェルのオブジェ、そして右側に並んでいるのは上が石鹸、その下が香りつきのキャンドルです。色がとても綺麗ですね。こちらも店内の様子。木造の温かみのある造りがハンドメイドの商品をとても素敵に魅せています。左側の壁にかかっているのはウェルカムボードに、左下にはクリスマスのトムテが。窓の所に置いてあるのはこちらも地元で作られたローションやボディスクラブなどのスキンケア用品です。
さあ、明日はいよいよミッドサマーのお祭りが行われる会場へ皆で出かけて来ます。ミッドサマーは毎年雨が降るというジンクスがあるので(去年もお祭りの最中には通り雨が)、今年は昨日・今日のような抜けるような青い空が広がって欲しいです。また後日今年のミッドサマーの様子を紹介させていただきますね。お楽しみに! -
2012.06.09
金曜のお昼前。街を歩いていると何やら騒がしい音楽が。
「どこかの車が窓を開けて大きな音で音楽を聞いているのかな」と思いながら街中を進むと、前からトラックの荷台に乗った高校生たちが。
「今日だったのか!」
と気づいたそれは、高校卒業生のパレード。
スウェーデンの高校卒業パレードは、街が卒業カラー一色に染まるような一大イベントです。写真をご覧になって頂いてもおわかり頂けると思いますが、卒業生たちは大はしゃぎ。「この日からアルコールが飲めるぞ!」と、荷台の上でお酒を飲んでいる子たちも。
男の子は学生服、女の子は白いドレス。男女ともお決まりの帽子をかぶっています。
このようにトラックの荷台にグループで乗り、トラックの側面には様々なペイントが施されています。仲の良い子同士でしょうか、クラスのグループごとでしょうか。だいたい10〜20人のグループに分かれて乗っています。この賑やかなトラックが次から次へと現れては、街中をゆっくりと走り回ります。
こちらのトラックは男の子だけ。
女の子達だけ乗って、トラックに「GIRLS ONLY」なんてペイントしているグループもありました。
ちなみに荷台にDJが一緒に乗っているところもあり、写真ではおわかり頂けませんが凄まじい爆音です!この卒業生たちが通り抜ける道にあるビルの中にいたのですが、音楽の振動で窓がビリビリと揺れる程。ちなみにかかっている曲はトラックごとに違いますが、最新ヒットチャートの盛り上がれる曲が多かったですね。
トラックのペイントや音楽にグループ個々の個性が出ていて、眺めているだけでもとても楽しいです。こちらは女の子だけ。トラックには皆の変顔の写真を並べていますね。このパレード、卒業生の家族も勿論見に来ています。こちらの写真、写真が入っているプラカードを持っている人がいるのをお分かり頂けますか?
このように、わが子が小さかった頃の写真を掲げて、トラックが通り抜けていくのを今か今かと待ち受けています。小さい頃のわが子と高校を卒業したわが子、大きく逞しく育って、とても誇らしい気分でいる事でしょう。
このように、高校の卒業式は一大イベントです。毎年このようなパレードが行われます。
ここ最近も雨で寒い日多く、この前日まで悪天候だったのですが、見事にこの日は晴れました。きっと卒業生達の気持ちが空に伝わったのでしょうね。
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新谷 友海
2007年1月よりスウェーデン在住。日本在住時にはプロボーカリストとして音楽活動に励む。渡瑞してからは心機一転フリーランスデザイナー、ライターとして活動。日本のラジオ番組に国際電話で何度か出演も。現地在住の"日本人"の目から見たスウェーデンを、季節の写真を交え皆さんにお届けします。
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