• 2013.01.31

    冬の白さ

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    先日とても寒い日に夜にバルコニーから外を見てみると、いつもは普通に灯っている街の明かりが、このように空へと上っていました。不思議ですね。恐らく大気の関係だと思いますが、マイナス20℃前後に冷え込む日にたまに明かりがこう見える時があります。

    ここ数日は寒い期間がひとやすみ中なのか、また気温が上がっており現在深夜ですが外の気温は4℃。雪はだいぶ溶けてしまいました。雪が溶けてまた寒くなると、道路がカチカチに凍ってしまうのでとても危険です。


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    今回は、雪が沢山積もっていた時の写真を。辺り一面真っ白な白銀の世界はとても美しいです。


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    自転車のサドルにも雪がたっぷりと積もっています。奥に見えているのはミニゴルフ場。夏の間だけ、オープンしています。

    さて、こちらの写真の自転車のサドルを見て頂くとお分かり頂けると思うのですが、サドル...何だか高くないですか?ハンドルと同じ高さです。日本だともう少し低くしますよね。日本ですと、サドルに座って地面に足がちゃんと付く高さで調整しますが、こちらではなんとペダルに足がつく高さで調整しています。ですので、停まっている自転車を見ると「サドル高いな~」なんて、いつも思ってしまいます。

    ちなみに、日本でお馴染みの"ハンドルと一体型のブレーキ"はこちらではあまり見かけず、ペダルを逆回転するとブレーキがきくタイプのものが多いです。丁度、この自転車のブレーキもそうですね。ハンドルにブレーキのバーが無いの、お分かり頂けますか?このタイプの自転車は、慣れるまでとても怖いです!走行中にうっかりペダルを無意識に戻してしまうとブレーキがかかってしまうので、このタイプの自転車に乗る時はハラハラします。
    これも、「お国変われば」ですね。


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    住んでいる街の中心部が、一望できる高台から。

    正面に見えるのが教会、手前には川が流れ、その右側にお店の並ぶエリアが広がり、そしてもっと右側へと行くと湖です。
    スウェーデンにはあまり高い建物が無いので、見渡しはとても良いです。ちょっと街から離れた平野に出ると、物凄く遠くで暗い雨雲から雨が降っている様子がハッキリ見えるので、風向きによって「ああ、もう少ししたらあの雨がこちらにやってくるな」なんてわかってしまいます。

    私も、この街に引っ越してきたばかりで方向がわからなくなったり、道に迷った時にはこの教会を見つけて、「ああ、あっちが教会の方向だから...」と目標にしたものです。

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    この日はとても沢山雪が舞っていました。写真ではちょっと見にくいですね。

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    先ほどからご覧頂いている写真を撮影した場所は、小高い丘になっていて広場では夏至祭の伝統的なお祭りが行われる場所でもあります。こういった古い手造りの石碑が無数に並んでおり、古いものは1000年位上前の日付のものも。現代では使われていない古いスウェーデン語も刻まれています。


    夏には太陽が眩しく緑が覆い茂り、冬にはキャンドルの明かりと白銀の雪景色。そして春には花々が一面に咲き乱れ、秋には黄色や赤に色づく葉っぱが木々と道路を彩る。日本の四季も美しいですが、季節季節で全く違った景色を大自然で見せてくれるスウェーデンの四季も、とても綺麗ですよ。

  • 2013.01.22

    聖ルチア祭

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    1月ももう後半。早いですね。最近こちらの気候は、マイナス20℃になったり翌日にはマイナス3℃になったり、気温の振り幅がとても大きな日々が続いています。上の写真は先月のクリスマス前、聖ルチア祭(毎年12月13日)の頃に撮影しました。この日はとても寒く、木々が霜と雪で白く覆われてとても綺麗でした。


    聖ルチア祭は、キリスト教の聖人聖ルチアの聖名祝日を祝う行事で、スカンジナビア諸国と南欧が主として伝統行事としています。また、この頃になるとLussekattと呼ばれるルチアのサフランパンも店頭に並びます。今現在は、こちらのパンにかわり、季節の「セムラ」が店頭に並んでいます。セムラは昔断食の時期に食べられていたもので、こちらはクリスマス前後からイースターまで食べられます。


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    こちらは聖ルチア祭の数日前に街で行われた、学生によるルチアの出し物。伝統的なルチアの衣装を身にまとい、広場まで行進です。


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    女の子は頭にリースを乗せて、男の子は三角の帽子を被って。


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    広場に到着し、皆並びました。ちなみに、先頭に立っているのが毎年学校で選ばれる「ルチア役」の女の子。頭のリースにロウソクをつけています。その後ろに立っているのは、先生でしょうか。

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    この日はマイナス18℃程でとても冷え込んだ日だったのですが、沢山の人たちが見に来ていました。小さい子どもたちも防寒具を身にまとい、興味深く見守っています。


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    最後は伝統的な聖ルチアの歌を皆で合唱しました。聖ルチア祭は毎年行われ、祝日ではありませんがとても親しまれている行事の中のひとつです。

  • 2013.01.07

    Julkrubba

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    Gott Nytt År!(明けましておめでとうございます!)

    日本の皆さんはもうお正月気分も抜け、いつも通りの生活に戻られた頃でしょうか?スウェーデンのお正月はというと、皆クリスマスの方で休暇をとり、家族でじゅうぶんに祝うので、大晦日、年越し、元旦...と、日本の盛大なそれと比べたらこれといって特別なことはありません。年越しの瞬間に、個人個人で花火を上げる位でしょうか?お店も元旦より営業のところも多く、仕事始めも2日からの人も多いです。日本のお正月に慣れてしまっていると、ちょっと...というかかなり物足りないスウェーデンのお正月。


    さて、上の写真。

    今日街で行われていた「Levande Julkrubba」(キリストの降誕シーンのライブ劇)を見に行って来ました。クリスマスはもう終わりましたが、街はまだクリスマスのイルミネーションにクリスマスツリー、引き続き飾られており華やかです。今回はそのキリスト降誕シーンを、街の劇団と合唱団が上演した写真、ご紹介しますね。


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    劇を見に来ている人たちの中でも、子どもたちが沢山見受けられました。動物も登場し、皆興味津々です。


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    小さな舞台の上では、イエス・キリストを抱いた聖母マリアが。このキリスト降誕の様子は、前回のクリスマスの記事でご紹介した教会でも、教会の方が子どもたちに向け、人形を使い語り聞かせていました。

    スウェーデンは大変移民が多い国ですので、勿論ムスリムや他様々な宗教の人たちがいます。スウェーデン人の若い人たちは、日本と同様に宗教をあまり気にしない人も多いですが、やはり基本となっているのはキリスト教。このように、小さな頃から劇や語り聞かせで、クリスマスやその由来等を教えているようです。子どもたちも、これなら難しく思わずに楽しく学習することができますね。


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    広場には沢山の人たちが集まり、キリスト降誕の様子を鑑賞していました。クリスマスといえば...の、グロッグ(スパイスのきいたホットワイン)やジンジャークッキーも無料で振舞われていました。



    写真を見てお分かり頂けると思うのですが、12月中旬までに沢山雪が積もっていたのですが今では殆ど解けてしまいました。クリスマス前より気温が上がり、ここ最近0℃~5℃をいったりきたりしています。3~4月頃になると、毎年雪が解け始めてこのような景色と気温になるので、まるでもうすぐ春が来るのかと錯覚してしまうような気候です。天気予報を見ると、今週末からまた温度がちょっと下がるようですが、どうでしょうか。雪の無い冬の北欧は、ちょっと寂しいですね。

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新谷 友海

2007年1月よりスウェーデン在住。日本在住時にはプロボーカリストとして音楽活動に励む。渡瑞してからは心機一転フリーランスデザイナー、ライターとして活動。日本のラジオ番組に国際電話で何度か出演も。現地在住の"日本人"の目から見たスウェーデンを、季節の写真を交え皆さんにお届けします。

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