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想いと記憶を大切にしたキッチンリノベーション

 

国内外の旅行を楽しむご夫婦。奥様は陶芸品が趣味で、各国各地で目を引く作品を探し好みの作品があると現地の人と交渉し、思い出の品として購入されてきました。それぞれの作品に旅行の思い出があり、ご夫婦の思い出が詰まった陶器を眺めながら食事ができるギャラリーのような素敵な空間になっています。

 

キッチンを明るくしたいというご要望があり、キッチンとダイニング空間を上手に分ける方法として格子を用いました。格子で仕切ることによるダイニングとの付かず離れずの距離感で、遮断しすぎず光と風は通し、目隠しの役目を果たしています。テーブルで食事をしている時は、キッチンの視線は通しにくいのも利点です。

 

キッチンと同じ素材で作られた食器棚。お部屋の雰囲気に合わせた優しい雰囲気です。食器が引き出させるように、また高さも変えられるように細かな調整ができる可動棚で作られています。 ゆとりのある広い空間にディスプレイすることでスッキリと、たくさんの食器があっても色味が揃えられているのでゴチャつかず整理整頓された空間になっています。

 

備前焼、九谷焼、信楽焼、益子焼、有田焼、瀬戸焼、美濃焼・・・ご夫婦で旅行に行った先で手に入れられた思い出の陶器。ご夫婦で思い出話に花を咲かせ、晩酌を楽しむ。素敵な時間になっていただければと思います。

 

木の温もりを感じる優しい雰囲気のキッチンワゴン。作業がしやすいように作業台も引き出すことができ、とても便利な多機能ラックです。調理器具はもちろん、ストック食材や調味料など物が多い場所だからこそ、収納場所を決めるとスッキリまとまります。毎日よく使うものは、カートやワゴンがあれば家事効率が上がります。

 

階段下のスペースを有効活用。丁度良い大きさのラックが見つからなかったり、素材も良いものが見つからなかったりと悩まれている方も多いと思います。今回は、家具屋さんにオリジナルで製作。ストックしている容量の大きな調味材やお掃除グッズなど、背の高いアイテムも多くあるキッチン。オリジナル家具ですっきりと美しく収納することができます。

 

調味料はどんどん増えてしまうものなので、キッチンでも場所をとりがちです。 冷蔵庫と壁の間にできたスペースにまとめて収納すればきれいに片付けることができます。同じ容器でまとめれば見た目にも美しい収納になります。量を見える化することで、残りを確認することができ、無駄な買い物もなくなります。

 

キッチンと同じタモ材で製作した炊飯器ワゴン。その下には「ゴミ箱(ダストボックス)」。どんなに生活感を出すのが嫌でも、どうしても置かなければいけないゴミ箱。隠している人、諦めている人、様々ですが、木のナチュラルな風合いが素敵なオリジナルのゴミ箱です。

 

O様邸
地域:浜松市中区
施工データ:ご夫婦お二人暮らしですが、ご近所に住んでいる娘さんご夫婦やお孫さんもよく遊びにこられて、家族との時間を大切にしています。食に関するお仕事をされていたご夫婦。引退されてからはお家で過ごす時間が長くなり、キッチンが暗くてモノに溢れてしまっていることにお悩みをもっていらっしゃいました。住み慣れたわが家の良いところを活かし、さらに住みやすい家に生まれ変わらせることを目指したリノベーション。『想いや記憶を大切にしたリノベーション』をテーマに、まずは収納を拝見しながらご自身でお片づけを進められるようにアドバイスさせていただきました。キッチンやダイニングにある持ち物を一つずつ整理し、ご自身が暮らしにあった片付け方を見つけることができたところから、新しい空間と収納を打ち合わせしていきました。

 

FINE PICK UP

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