こんにちは。
棟梁の技や仕事に対しての思いを紹介していく、棟梁ブログ担当すーちゃんです。
今回も小屋で作業中の小林棟梁にお話を聞いてきました。
倉庫の奥から出てきたのは何とも大きな望遠鏡でした。
なんと棟梁の持ち物だそうで、これで遠くの星を観測したりしているのだとか。
棟梁「物質は熱量があると揺らいでいるんだが、遠くを見るとどうしても物体が
ゆらゆらしてしまうからこういう望遠鏡には必ず液体窒素が入っている」
すー「えー知らなかったです!」
棟梁「天体観測所などにあるおっきな天体望遠鏡もそのほとんどに液体窒素が使われているんじゃ」
私たちが知っているものだと、蜃気楼などが有名ですが、
物質は熱量があると揺らいでしまう為、ゆらぎを整える為に望遠鏡の中に液体窒素が入っているんだそうです。
なにやら棟梁の技とはだいぶ脱線したように思ってしまいましたが、
棟梁はこのように言ってました。
「ものづくりはすべて同じ。どれも原子でできているから原子の動きを知るところから始まる」
小林棟梁という人は、実に奥が深いです。