こんにちは。
棟梁の技や仕事に対しての思いを紹介していく、棟梁ブログ担当すーちゃんです。
本日は坂の上で作業している小林棟梁にお話を聞いてきました。
棟梁「よーきたな。これを見てみろ」
すー「はい、これはねじですか?釘のようにも見えますけど」
棟梁「そう、これはスクリュー釘といってな、釘なのにねじみたいに溝が入っている」
すー「これにはどんな特長があるんですか?」
棟梁「木はどんどん日数が立つと膨張してくる。普通のねじだと押されてだんだん抜けてきちゃうわな。
それがこの釘だと膨張してきた木に食い込んでより外れにくくなる」
すー「あー!なるほど!」
調べてみると、住宅業界では使用頻度が高く、
通常の釘は錆びることによって木との摩擦を増すようにしているのですが、
こちらは錆びないステンレスで作られていて、木の膨張を利用するため、
通常よりも保持力が強いんだとか。
建築のみならず、ご家庭の日曜大工でも役に立ちそうですね。
このブログを見てくれたお父さんは、ぜひ釘のウンチクをご家族に言いながら
役に立つものを作ってあげてくださいね。
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