芝生にまつわる疑問を一問一答形式でお答えいたします。
Q:水はけがよくない土地ですが、芝生は植えられるのでしょうか?
A:日本芝、西洋芝共に、水はけがよいことはとても大切です。
もともとの土質を変えることは大変ですが、土を入れ替えずとも出来る方法があります。
ひとつには、溝を掘って、下に軽石を埋め込む方法です。軽石はホームセンターでも入手することができます。
水はけの悪い場所に深さ40cmほどの溝を掘ります。溝が出来たら、その軽石を深さ10cm以上の層になるように軽石を入れます。
軽石を入れたら、土を埋め戻しますが、そのとき土にパーライト(排水性をよくするための土壌改良剤)を混ぜ、
水はけを改善することがおすすめです。
溝に向かって傾斜をつけ、表面はならしておきます。
庭の高さを高く出来るようでしたら、水はけのよい新しい土を足して高くする方法もあります。
庭をあまり高く出来ない場合は、庭の端に排水溝を設置する方法もあります。
芝生を植えたい範囲の隅に溝を掘ります。溝は土を掘っただけのものでもいいですが、石を並べて置いたり、
U字溝を埋めてもいいです。溝に向かって傾斜をつけて、水が抜けるようにしておきます。
Q:芝生のところどころに土を盛り上げた跡があります。大丈夫でしょうか?
A:ミミズが土の中から出てきた際の穴の場合が多いです。
ミミズそのものは芝生に害を与えません。
芝ではなく、土に含まれる有機物を食べているので、豊かな土ほど発生します。
ミミズが通った通路は土の通気性をよくしてくれるので、
盛り上がった土を平らにもどすだけで良いです。
Q:大雨で芝生に水溜まりが出来てしまいました。芝生に影響はありませんか?
A:1~2日で水溜まりが引けば、大丈夫だと思います。
ただ、水溜まりができるということはそこが他より低いとか、
水はけが悪いことが考えられます。
芝生の葉が隠れてしまわない程度に目土を足す作業を繰り返して、平らにしておきましょう。
水は2日目以降も残っているようであれば、土が踏み固められて
水が地面に吸収されない状態になっていると考えられます。
その場合はエアレーションの作業をしましょう。
10cm間隔で深さ5~10cmの穴を棒であけ、目土を入れてあげます。
これを数回繰り返していくと、新しい土が入ることになるので、
水はけがだんだんと改善されていきます。
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