DLoFre’sリノベーション課の大谷です。
五月晴れの気持ち良い気候の中、宮大工「小林棟梁」の道具を走らせる音が聞こえてきます。
そんな工房での小林棟梁の様子をレポートします。
すーっと一本の直線を引くようにノミを扱うところはまさに「職人」
指の感覚で少しでも削り残しがあったらすぐわかると棟梁は言います。
「1~2ミリぐらいですか?」と聞いたところ
「1~2ミリも違ってたらそもそも仕事が雑、1/10ミリぐらいの差を調節するぐらいだよ」と答えが返ってきました。
その研ぎ澄まされた感覚は長年の経験がなせるところ。
本当にびっくりです。
棟梁が使っているノミを少し見せてもらいました。
皆さんお気づきですか?
形は違うのですがすべて元々は同じ長さ
一番左と右はこんなにも長さが変わってきます。
丁寧に研いで、研いで何十年と経って右のノミぐらいの長さになるとのこと。
道具に対する愛情も垣間見ることができ、ますます棟梁の魅力を感じることが出来ました。
そんな小林棟梁の「次」の仕事がこのプロジェクト
みなさん、楽しみにしていてください!