こんにちは。
棟梁の技や仕事に対しての思いを紹介していく、棟梁ブログ担当すーちゃんです。
今回も小屋で作業中の小林棟梁にお話を聞いてきました。
すー「この小屋の材料はこちらに運んできてから寸法に合わせて裁断するんですか?」
棟梁「これはもう作業場で切ってきてここで組み立てるだけだよ」
すー「そうすると木と木をはめ込んだりしているところもあるので、寸法が少しでも違うと大変ですね。設計図が完璧なんですね」
棟梁「設計図なんてないよ」
すー「え!」
棟梁「全部頭に入ってる」
すごい人だとは思っていましたが、家に比べて小さいとはいえ、
頭の中のイメージだけで小屋を作ってしまうことにびっくりしました。
正直木と木がはめ込んである部分は計算せずにどうやってやっているのかわかりません。
その疑問をストレートにぶつけてみると、
棟梁「16歳の時に最初に家をつくってそれから家でもビルでもお寺でもなんでも作ってきたから、これくらい朝飯前だよ」
棚を作るのに四苦八苦している私とは当たり前ですが格が違いました。