整理収納から考えた「お家カフェ」リノベーション
古さと暗さと寒さを感じていた玄関。アーティスティックなアクセントクロスでイメージチェンジ。
合板で冷たさを感じるフロアから、温かさを感じる無垢の床(ヨーロピアンオーク)に。ブカブカする緩い床が悩みだったので、重ね貼りすることで解消しました。
以前は、濃い茶色の建具で玄関から階段まわりが常に暗く、昼間でも照明が必要だった。チェッカーガラスを多く使い、明かりを取り込んでいます
キッチンはどうしても生活感が出るので、玄関から直接見えないように高さを意識。北向きだったキッチンを南向きにして、好きなコーヒーを焙煎しながらご家族とお話するライフスタイルをイメージしました。
ハイチェアーを置くことから逆算して造ったキッチン。カウンター横にはマガジンラックを設置して時間を楽しむ工夫。
高いところの収納に圧迫感を感じていたため、造作食器棚を造ってその中に収納するように。黒のタイルで空間を引き締め、クールさも演出。
好きなミニカーや雑貨をコレクションできる空間。床材(ヨーロピアンオーク)とアイアンフレームラダーシェルフでひと手間かけたオリジナルの収納棚。
リビングにはPCワークスペースと、収納ができる可動棚を設置。インテリアを楽しみながら、実用的な使い勝手も取り入れています。
S様邸
改装部位・種類:キッチン、ダイニング、玄関ホール、造作建具、造作家具、クロス貼り替え、床重ね貼り
地域:袋井市
施工データ:築20年のお家。キッチン設備の不具合がご相談のはじまりでした。収納の少なさから、目に見えるところにモノが溢れているストレスを感じ、整理収納からのリノベーション。ご家族が好きなインテリアや車好きから、ミニカーや雑貨を飾ることをイメージして設計しました。クールの中にも温かみを感じられるお家カフェがテーマです。