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ヘルシンキのニシン祭

フィンランドの秋を彩る風物詩のひとつが、ヘルシンキで毎年10月に開かれる「ニシン祭(シルッカ・マルッカナット)」です。

およそ270年の歴史をもつ伝統的な市場で、バルト海沿岸の漁師たちが自慢のニシンを船に積んで港へやってきます。マーケット広場には、樽漬けニシンやハーブオイル漬け、燻製など、さまざまな味が並び、フィンランドの家庭の保存食文化を感じられます。

訪れる人々は、温かいコーヒーを片手に試食を楽しみながら、手づくり雑貨やベリー製品、焼き立てパンなどの屋台を巡ります。潮風と人々の笑顔に包まれた会場は、どこか懐かしく、ゆったりとした時間が流れます。

夏の終わりと冬の始まりをつなぐこの季節。港に集う人々の賑わいの中に、フィンランドの暮らしに根づいた“自然とともに生きる”喜びが感じられるお祭りです。

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