2023.07.14
June.11th Miyakoda Jazz Sunday ~森の奥から聞こえてくる~
皆さん、こんにちは!おおちゃんこと太田です。
濃い緑に囲まれた都田のドロフィーズキャンパス。日曜日の午後をお供いただくのは
今度で3度目となるヴォーカル・ピアノ・ドラムのミニマル編成トリロージさんと
久しぶりにご登場いただく山田愛さんと初登場の高須亮佑さんによるピアノとヴォーカル2人組。
1万坪の広大な敷地のキャンパス内に緩やかに流れるサウンド。しとしと降る雨空に発色のいい
グリーンの木々。会場の皆さんはもちろんのこと、歩行者やお買い物途中の皆さんにも心地よく
届いていました。それでは、今回もその様子を写真と文章でお届けしてまいります。
トリロジーの皆さん
皆さん、歌でいう”小節(こぶし)”と”ビブラート”の違いなんだと思われますか?
ビブラートは規則に則った音を上下に揺らすテクニック。いっぽう小節は、自由な上下の揺らし
だそうです。(ネット検索から)詳しい話はさておき、ビブラートにしても小節にしても
使い方ひとつで個性的になるということのようです。トリロジーさんは聴く曲それぞれに
個性が散りばめられています。共通して言えるのは、聞いた後に元気になるということです!
ムーディーな夜に合う曲でも、シネマティックな雄大な曲でも、センチメンタルな曲でも、
気持ちがなんだか明るくなる。
vo :イドタメグミさん
また、ピアノの音色は歌詞と歌詞の間をテンポよく繋いだり、歌詞をそっとメロディにのせて
聞く側に届けてみたりと色々と楽しませてくれますし、パーカッションのビートや
ツリーチャイムの流れるようなメタリック&クリスタルサウンドも曲を盛り立てて、
トリロジー色をさらに色濃くしていました。
pf :やのまさみちさん カノン :のじりなみさん
まだまだ続く梅雨のいまだからこそ、思いきり聞いていただきたいトリロジーさんの
素敵な演奏。是非、皆さんにも爽快な気分になる日曜日を味わっていただきたいと
次回の登場も楽しみに待っています。
第2週目の日曜は毎回2つのライブをそれぞれの会場で行われます。14:00から開始した
もういっぽうのライブの様子もお届けしてまいります。会場のノルディック・デリには
雨の中多くの方々にお越しいただきました。ご家族さまをはじめ大人の女性の方々も
多く目立ちました。
vo : 山田 愛さん pf : 高須 亮佑さん
おふたりの様子からどんな雰囲気のライブになるのか?となかなか想像もつきませんでした。
硬派なJazz?クラッシック音楽?などなど頭の中を駆け巡っているうちにトークが始まりました。
地元浜松周辺ご出身というヴォーカルの山田さんは、お客様との距離間を感じさせない
気さくで独特で絶妙な雰囲気で、のっけから会場は柔らかな空気に包まれました。
選曲も”とても”素敵でボサノバの名曲からポップスまで幅広いナンバーで多くの方を引き付けていたと
思います。少なくとも私はそうでした。
声音は歯切れのよいトークの時とは違って、柔らかく優しいトーンに高須さんの明瞭で存在感
のある伴奏も相まってとっても素敵なハーモニーを奏でていらっしゃっと今でも記憶に残っています。
ちなみに何曲かご紹介すると”柔らかな夜”とか”Singing in the rain”など、家に帰ってからサイトで
もう一回チェックしたくなるほどです。カバーした曲の原曲を聞きたくなるのもライブの醍醐味と
感じさせられました。
世の中にはほんとうにたくさんの名曲があります。「長く歌い継がれていたり・演奏されている
曲が名曲と呼んでもいいかもしれない」と、ある方のエピソードが思い出されます。
白のMINKAで演奏くださったトリロジーさんもそうですが、歌も曲もこうして
多くのシーンで演奏されることで私たちに豊かな時間を提供してくれるだけでなく
心を込めて創られた音楽の保護活動のような考え方もあるのだと思いました。
演者さんの存在価値をあらためて感じ感謝の気持ちがこみ上げてきます。
皆さんいつもありがとうございます!
これからも日曜日の午後にはとっておきのライブをご用意させて
いただきます。詳しくはコチラからどうぞ!!
ご参加いただいた皆様、演奏いただいた演者の方ありがとうございました。