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June.18th Miyakoda Jazz Sunday ~ニュアンスで聴くボサノバ~

皆さん、こんにちは!おおちゃんこと太田です。

一週間に音楽を何曲お聞きになりましたか?私はラジオ、テレビ、ネットから

100曲ぐらいは耳にしていたかもしれません。しかし、椅子に腰掛けて

一曲を最初から最後まで聞いたかというとそうでもなさそうです。

今回は、お馴染みのギターの巨匠 木村 純さんとヴォーカルRicoさんの

コンビにサプライズ・ゲストの白井宏司さんも加わり、さらに厚みを持ったボサノバJazzライブと

盛り上がりを見せた日曜日でした。今回も当日の様子を文章と写真でお伝えしてまいります。

                            

会場:ノルディック・デリ

nuance ”ニュアンス”」=色あい、音の調子、意味、感情などの、ごくわずかでありながら

相当に違う感じを与えるような違い。(ウェブ検索より)洋楽は言葉が分からなくても

心地よく聴くことはよくあります。ボサノバの魅力の一つに郷愁=故郷を懐かしむ心というものが

あります。前回も書かせていただきましたが、ボサノバは多民族の国”ブラジル”から誕生した曲の

ジャンルでいろいろな要素が入り混じっています。遠い祖先が海を渡ってたどりついた土地に

根付いて誕生した音楽という気持ちで聴くと、当時の人たちの苦労や遠い故郷を懐かしむ現地の

人の顔が思い浮かんできます。ボサノバとの関係性を自分に置き換えれば、一週間前の仕事ぶりと

自堕落な私生活の振り返りを木村純さんのギターとRicoさんの歌声を聴きながら、反省から改善へと

変換させているような…。音楽は、聴く人それぞれ自由な気持ちで聴けるのが良いところですよね!

tb: 白井宏司さん

さて今回は、トローンボーンの音色も加わりいつもより郷愁感が倍増されていたように

感じました。特に語尾の余韻のところは外国船が停泊する大きな港を回想させるような

強い雰囲気に気持ちが持っていかれそうでした。また、初めて聴く木村純さんのヴォーカルも

曲のニュアンスを随所に感じさせる繊細な響きで、私だけでなく今回

お集まりいただいた聴衆の方々の多くの気持ちも魅了されていました。

(左)vo: Ricoさん (右・奥)木村 純さん

そして演奏は夕方まで続き、会場に差し込むに西日がまたなんとも言えない空気感を

つくっているのでした。毎回ライブでは、テンポ・リズム・メロディなど言葉では

言い表し難い懐の深い音楽の世界が広がっています。体の芯まで・細胞まで

音楽は届く力があると信じています。皆さんもぜひこの非日常の時間を

自分なりにお楽しみいただけたらと心よりお薦めいたします。

次回もとっておきのライブで皆さんのお越しをお待ちしております。

最新ライブスケジュールは、コチラからも確認できます。

今回ご来場いただいた皆様、演奏いただいた演者の方、ありがとうございました。

 

 

 

 

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