私たちが普段、何気なく使用している4本脚の背もたれ付きの椅子や
フォールディング構造の腰掛けは、古代エジプトのツタンカーメン王の時代
紀元前1350年頃には完成されていたといわれています。
今では無意識に使用している椅子。
その昔から、椅子について2つの意味があると伝えられており、
ひとつは「腰をかけるための道具」、
もうひとつは「地位を表す」という意味合いを持つといわれています。
椅子が、使う人の品格を表す。
時代を越えて美しく残り続ける北欧名作家具。
その品格の高さ、美しさに
いつ観ても惚れ惚れしてしまいます。
私も日常で愛用している椅子、そして白のMINKAの
宿泊のお部屋にも使用しているを特別な椅子を少しご紹介。
1950年にハンスJウェグナーによってデザインされた
普及の名作でありウェグナーの代表作「CH24(Yチェア)」。
背を支える支柱がYの字になっていることからYチェアと呼ばれています。
中国明代の椅子のデザインにインスパイアされ、
1943年にチャイニーズチェアをデザイン。
試行錯誤のリデザインを繰り返し、Yチェアは誕生しました。
360度、どの角度から観ても美しい曲線のフォルム。
製造工程の100以上が手作業でつくられています。
北欧家具の巨匠、Yチェアの生みの親である「ハンスJウェグナー」。
1914年、デンマーク トゥナーに生まれました。
家具職人H.F.スタールベアの元で修業し17歳にして家具職人の資格を取得。
生涯に椅子は500脚以上のデザインを残し、
「デニッシュモダン」を世界に広めた20世紀を代表する家具デザイナー。
常に使う人の目線で、人にも環境にもやさしい家具は、
今もなお世界中の人々に愛され続けています。
大人のためのホステル「白のMINKA」には
各お部屋、リビングルームなど、
北欧名作家具に触れながら滞在していただけます。
Yチェアを実際に体感せきるお部屋は「草」のお部屋です。
椅子好きにはたまらない、イームズのラウンジチェアも。
家具を目的にご宿泊される方も増えてきています。
約8000坪の敷地が広がるドロフィーズキャンパスには、
北欧を代表するデザイナー、ハンスJウェグナーやオーレ・ヴァンシャー、
コーア・クリント、モーエンスコッホをはじめとする
北欧名作家具、名作椅子を数多く取り扱い販売をしています。
ドロフィーズカフェの2Fロフト部分には、
チェアセレクトルームが存在し、
一脚一脚ゆっくりと座り比べをすることが可能です。
また、毎月第一日曜日の10:00~11:00、ドロフィーズカフェにて
「北欧デザイン&ファニチャーセミナー」も開催しています。
北欧デザインの背景、デザイナーの紹介、
名作椅子の紹介から座り比べの時間を設けています。
一生に一度の椅子選びだからこそ、
自分の体に合う椅子選びを是非ご体感ください。
<北欧デザイン&ファニチャーセミナー>
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日時:8月5日(日)10:00~11:00
場所:ドロフィーズカフェ(ライフスタイルデザインセンター)
※事前のご予約が必要です。
予約TEL:053-428-3520(火・水曜定休)
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インテリアアーティストとの個別相談も設けています。
是非お気軽にお声掛けください。
お気に入りの椅子を是非見つけてくださいね。*
インテリアアーティスト:ゆりちゃん(木野)
【▼DLoFre’s campusにお泊りの方へ:白のMINKAご予約はこちら】
インテリアアーティストゆりちゃんのInstagramはこちら▼