フィンランドは“世界最北のデザイン国家”とも呼ばれています。
実は、一人あたりのデザイナー数が世界でもトップクラス。
そんな背景もあって、日常の中にさりげなく美しいデザインが溶け込んでいます。
たとえば、フィンランドを代表するガラスブランド「イッタラ」の“カステヘルミ”シリーズ。
朝露のような粒が連なる繊細なデザインは、使うたびに食卓にやわらかな表情を添えてくれます。
フィンランドの人気ブランド「マリメッコ」。明るく力強い柄で知られるウニッコ(ケシの花)のテキスタイルは、使うたびに気持ちを前向きにしてくれる存在です。
クッションカバーやエコバッグ、食器など、暮らしのあちこちに“彩り”を添えてくれます。
フィンランドのデザインに共通しているのは、“見た目の美しさ”よりも、“使う人の心地よさ”を第一に考えていること。
どのプロダクトにも「暮らしを丁寧に楽しむ」という哲学がにじんでいます。