昨日までの3日間、社員研修旅行で東北へ行ってきました。
都田建設のスタッフの大半が参加し、
多くの事を学ぶ事ができました。
特に初日に行った福島でのボランティアは、
とても深く、大きな事を学ばせていただきました。
ボランティアの内容は、避難所でのお手伝いに行った班の他に、
原発のある町から避難され、
いつ自宅に帰れるのか、まったく見通しが立たないまま、
生活をされているみなさんとの交流もありました。
私は交流班に参加し、まずはみんなでバーベキューをしました。
メニューは肉や野菜を焼く、オーソドックスなバーベキューに焼きそば。
そしてカレーです。
私たちにとっては得意とするところのバーベキューですが、
なにせ初めての場所で、しかも届いているはずの荷物が
届かないというトラブルで道具が足りず・・・
それでも、持ち前のアドリブ力と、一緒にどんどん作業を進めてくれる、
福島の皆さんのおかげで、時間的にも味もバッチリでした
みなさんとても明るくて、すごく楽しくお話しながらのバーベキューは、
いつもに増してとても美味しかったです

でも・・・・・・後で聞いた言葉・・・・・・
「ジャガイモの入ったカレーなんて本当に久し振りで美味しかったよ」
・・・・・・みなさん、とても明るくて、でも実は具の入ったカレーすらない？
そんなにも耐え忍んでいらっしゃる事を聞いて・・・・・・
震災から4カ月以上経っても、まだそんな状態だなんて、
テレビで見ていてもなかなか実感出来ない事でした。
バーベキューの後はさらに別れて
パークゴルフ班と絵画＆折り紙班へ。
私は折り紙担当でしたよ。
みんなでケラケラ笑いながら、一緒に折り紙。
私も久し振りに新しい折り紙に挑戦し、一緒に楽しんじゃいました。

「本当に楽しかった。一生の思い出になるよ。」
そんな風に言ってくれました。
もう、だんだんと仮設住宅への入居が決まったり、
少しづつ離れていく人が出るそうです。
これまで一緒に避難していても、元々は顔も知らない人も多く、
全員で何かをやったりという事がなかったのだそうです。
だから、この日の事がとても嬉しかったそうです。
カレーの事もそうですが、とても明るく、
感謝の言葉で伝えてくれるこれらの事が、
深く、強く私たちの心に響きました。
私たちが浜松に帰ってから出来る事。
まずは今の現状を多くの人に自分の言葉で伝える事だと思いました。
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