薪ストーブは大きく分ければ鋳物製のもと
鋼板製のものがあります。
今回は二つの薪ストーブの特徴や違いについてお伝えします。
◆温まりかたの特徴◆
【鋳物】
本体が温まるまで時間がかかりますが、一度温まると
火を落とした後もしばらく温かさが持続します。
蓄熱性が高く消火後も炉内が冷めにくいため、
再着火が比較的容易に出来ます。
そして鋳物は輻射熱による遠赤外線効果が高いため、
身体の芯まで染み込むようなやわらかい温かさがあります。
【鋼板】
鋳物とは逆に、本体が温まりやすく消火後は冷めやすいのが
鋼板です。本体が温まりやすいので速暖性に優れます。
輻射熱や蓄熱性は鋳物ほどではありませんが、
ほとんどのモデルは炉内にセラミックレンガを配置し、
輻射熱・蓄熱性を高める工夫をしています。
◆外観・デザインの特徴◆
【鋳物】
鋳物のどっしりとした重厚感が特徴的です。
細かな造形が容易なためレリーフを施したストーブもあります。
【鋼板】
鋳物と比較するとシンプルでモダンなデザインが特徴的で、
現代住宅のリビングにも良く合います。
加工が容易な鋼板の特性を生かし、大きいガラス窓を設けた機種が多く、
炎を愉しむのに最適です。近年人気も高まってきています。
鋳物製の薪ストーブは暖まりに少々時間がかかるが
蓄熱性が高く冷めにくい。
また、鋼板製の薪ストーブは暖まりが割りと早いが
蓄熱性に少々かけるという特徴があります。
使用した感じでは大きな差は感じられないと思います。
それよりは、好みのデザインやクッキングが得意なストーブや
メンテナンスし易さ、などライフスタイルに合わせた選択が良いかと思います。
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