皆さん　こんにちは。　ガーデンクリエイターの　とよちゃん　です。

今日は根付きの植物と切花の不思議な現象についての一考です。

ご近所にお花の好きなMさんという方がいらっしゃるのです。

丹精こめて育てていらっしゃる　シャクヤク　がそろそろ開花時期をむかえそうだと

いうので、開花前のつぼみの状態のシャクヤクを、（ハサミできって　切花の状態　でいただいてきたのです。

その状態が進み開花寸前の状態がこの写真です。

それから数日すると、気温にもめぐまれて　これこのとおり。満開という状態になりました。

さて、ところで、切花がこのように「満開」をむかえた状態のとき、茎を切る前の畑（根付き）に目

を転じてみますと、これこの通り。切花の状態よりも開花の進行がゆっくりめなのです！

これってどういうこと？　　って一瞬考え込んでしまったのです。　

常識的にいえば植物は根っこから栄養分や水分を上にあげて体全体にいきわたらせてます。

だから当然茎をハサミで切ってしまったものよりそのまま畑に植わっているものの方が開花も

早くて当然！と思っていたのに結果は逆だったのですから。

このことを植物に詳しくない別の友人に何気なく聞いてみたら、茎を切られてしまった方は

「危機感を持ったんじゃないの」　というのです。　なるほどそうかもしれないと僕はその

発送に妙に感心してしまったのです。皆さんだったらこのこと一体どう解釈なさいますか？

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