ケケ・ロズベルグ氏(クリエイティブ・コモンズ CC0 1.0)
フィンランドのイメージから連想するのは難しいかもしれませんが、モーター
スポーツの世界では昔からフィンランド人が多数のタイトルを獲得しており、
敬意を込めて「フライング・フィン(空飛ぶフィンランド人)」と呼ばれています。
モータースポーツでまず思い浮かぶ「F1」では、1980年代のケケ・ロズベルグ氏
に始まり、イケメンっぷりで日本の女性ファンにも人気だったミカ・ハッキネン氏、
キミ・ライコネン氏、新しくはバルテリ・ボッタス氏など、多くのドライバーを
輩出しています。
日本ではあまり人気がないのが残念なWRC(世界ラリー選手権=山道を砂埃を
巻き上げながら走る姿を見たことがありませんか?)では、ユハ・カンクネン氏、
マーカス・グロンホルム氏、ティモ・サロネン氏、アリ・バタネン氏、ハンヌ・
ミッコラ氏など世界チャンピオンが目白押しです。
ちなみに2019年にトヨタ自動車がヤリスで参戦したWRCでも2名のフィンランド人
ドライバーが参戦し、4年連続世界チャンピオンだったトミマキネン氏がチーム代表を
努めています。
フィンランド人ドライバーが優秀な理由は諸説ありますが、クルマに対する社会的な
意識や歴史観が違って、日本で自転車に乗り始める年齢で草レースを体験したり、
育成プログラムが充実しているなどの環境面が大きな理由のようです。ただ常に
凍結した道路を運転しているから、というのもあながち嘘とも言えないようです。
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