こんにちは!
ガーデンクリエイターのすみちゃんです。
お庭のご相談でよくお聞きするのが、「私、虫がニガテなんです!」というお声。
実は、私も虫がニガテです。多くの女性の方は、虫がニガテな方が多いですよね。
お庭で過ごすのが気持ちいい季節とはいえ、病害虫が気になってしまうとお庭を楽しめません。
そこで、今回は、「病害虫対策」についてご紹介させていただきます。
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病害虫が発生してしまった時に、私が使うのが、「植物保護液 ニーム」。
消毒というより、インドセンダンという植物から採れるエキスで、病害虫から保護して植物を健康にする効果があります。
ドロフィーズ・キャンパス内の菜園「はまころ」内の樹木3本にアブラムシがついてしまったため、
ニームを散布しました。
<今回、ニームを散布した木>
右:フェイジョア H2.0m 1本
その左:ロシアンオリーブ H2.5m 1本
中央の木:ロシアンオリーブ H3.0m 1本
<ニームを散布するのに適した日>
①晴天の風がない日(雨でニームが流れると効果がでない。風があると液が風で流れて人にかかってしまう。)
②梅雨時などは、梅雨の晴れ間
用意するもの:ニーム、噴霧器(3~5リットル容量位のものが使いやすいです)
※メガネやマスク、帽子、手袋など、ニーム液が体にかからないように防護してください。
(化学薬品の消毒液や農薬よりは、毒性は低いです)
噴霧器のタンクに水を汲み、ニームを所定の量入れて混ぜます。
※ニームの製品や病害虫の状態によって使用料は異なります。分量は製品の説明に従ってください。
この製品の場合は、水1リットルに対してニーム6mlが所定量なので、
噴霧器の容量4リットルに対して24ml使用しています。(上の写真)
噴霧器の手動ポンプで加圧して、噴霧できるようにします。
葉っぱや枝に水が滴る位に、しっかりと散布します。
ノズルが長いタイプだと、高い所へもしっかりと散布できます。
病害虫は、枝葉が込み合う茂みの部分に発生することが多いので、ノズルを
茂みの奥までノズルを差し込んでしっかり散布するのがポイントです。
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植物を育てたり、自然が好きな方はご存じかもしれませんが、
病害虫が発生するのは、植物のコンディションが弱くなっている時。
日頃から、水遣りや施肥など、のお手入れを通して、植物の状態を「健康」に保つことが大切です。
人と植物は、本当によく似ていると思います。
人が健康管理をせずに、栄養バランスや心身のバランスを崩すと病気になるように、
植物も、水分不足や栄養不足、梅雨時などのように不快な状況が続くと病害虫が発生します。
日頃から、植物たちと仲良く暮らして、心地良いお庭に育ててくださいね!
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