皆さん、こんにちは!DLoFre’sオーガニック朝市担当の齋藤です!
今日は、今一番忙しいお茶農家さん「岩沢園」さんをご紹介します!
皆さんは急須でお茶を入れて飲んでいますか??
我が家ではお茶は欠かせないもので、食事の時やおやつの時など
必ず急須で入れたお茶を楽しんでいます。
大好きなお茶ですが、よくよく考えればどの様に製造されているか知らない。。。
そう言えば新茶の時期だし、お茶を作っている所を見学させてもらおう!と
菊川の「岩沢園」さんを訪問させて頂きました。
行ってみてびっくり!忙しいだろうな。とは思っていましたが
想像以上でした。。。
工場の中には色々な機械が順序良く並んでいて
まずは、摘みたての茶葉を蒸す工程から始まります。
右が生葉。左が蒸された茶葉です。
機械を使いますが、茶葉の状態を見て蒸す温度・時間を微妙に調整します。
蒸された後は、乾燥させ揉んでいく作業を何度も繰り返します。
まず入るのが粗揉機という機械。ここで熱を加えながら揉んでいきます。
右が蒸しあがった茶葉。左が粗揉機を通した茶葉です。
この機械は約1時間稼働させます。その間も、時折茶葉の様子を見て時間等調節。
機械の横が開いて、そこから茶葉を確認します。
その次は、揉捻機という機械に30~40分程入れます。
これが面白い!臼の様な機械で、負荷を掛けながらグルグルと回ります。
ここで、偏っていた水分量を均等にします。
粗揉機ではどうしても均等に乾かない為、一部水分が多い部分が固まって
出来てしまうので、ここで均等にばらすんです。この工程が約40分。
次が中揉機。ここでも15~20分掛け、乾かしながら水分調節をします。
ガスで温めながら、大きなドラム缶の様な物がグルグルと回っています。
そして精揉機という機械へ。
ここでも、ガスで温めながら上手い具合に機械が動き、負荷を掛けながら
約60分茶葉を揉んでいきます。ここで曲がっていた茶葉を真っ直ぐにして
良く見るお茶っ葉の形になっていきます。
ここまでの揉む機械は、全て手揉みの技を機械化したもので
複雑に動きながら、茶葉をしっかりと揉んでいき美味しいお茶を作っていきます。
機械化はしても、やはり人の感覚は大切。
茶葉の様子をしっかりと見極めて、機械の調節をし続けます。
工場内の機械は初めて見た機械ばかりで、面白いな~。と見ていましたが
ふと製造会社を見ると、全て静岡お茶処。
お茶が出来上がるまで、農家さんからこの様な機械を作る会社から
お茶缶などの包装用品を作る会社、運搬業者などなど
様々な人々が関わって、お茶処が成り立って居るんだなぁ。と実感。
沢山の人のお蔭で、日々美味しいお茶が飲めているのです!
実は、まだまだお茶製造は終わりません!!
最後の工程は、また明日ご紹介しますね。
さてさて、今日で連休が終わりという方も多いのではないでしょうか?
また明日から、元気に頑張りましょうね(^^)