皆さん、おはようございます!DLoFre’sオーガニック朝市担当の齋藤です!
今日から仕事開始です!フルパワーで行きますよ(^^)
さて、昨日に続き。「岩沢園」さんのお茶製造の工程をご紹介します!
精揉機を通り、普段良く見るお茶っ葉の形になった茶葉。
ここから更に30分程乾燥機に掛けます。
ゆっくりと乾燥機を通り、出来上がったお茶が出てきます。
ここには、細かいものや、枝などの不純物がまだ混ざっている為
それをまた機械で振り分け。。。
完成した「粗茶」が出てきました!!
この状態で、水分量は約4.5% これで完成!と思いきや
最後に「火入れ」という作業をし水分量を約3%にしてやっと完成!!
水分量にこだわるのは、綺麗な緑色を保つ為と香りを出すため、
そして保存が効くようにする為です。
確かに、工程を経る毎にお茶の良い香りが強くなっていました。
ここまでの工程が約4時間。茶葉は摘んだ日に加工しなくてはいけないので
摘んだら摘んだだけ、この作業を繰り返すのです!
岩沢園さんでは、収穫量が多い年は夜中12時位まで工場を稼働し
次の日の朝5時までにJAに出来上がった見本を届けます。
(朝5時までと決まっているそうなんです。)
そこで、その茶葉の取引値段が決まります。
それが終わったら、畑に戻りまたお茶摘み。それから加工、
次の日の朝5時までにJAへ提出。。。の繰り返し。
そして出来上がった茶葉の発送。岩沢園さんはご家族で経営されているので
交代の人は居ません。特にお茶が始まって最初の3日間位の出来で
その年の茶葉の値段が決まり
その後、いくら良い物が出来ても値段が上がる事がないそうなんです。
岩沢さんは笑顔で「最初はもう命がけです。」とおっしゃっていました。
そんな想いをして作られるお茶。美味しい訳です!
岩沢園さんは有機農法ですので、草取り等日頃から手間暇かけて大事に育てられたお茶です。
是非、多くの方に飲んで頂きたいな。と思います。
静岡の多くの茶農家さんが今大変な岐路に立たされています。
普段お茶を飲まない方も、朝市で販売されているお茶は自信を持って
お勧め出来る物ばかりですので、是非お試し下さいね!