2023.10.06
Sep.10th Miyakoda Jazz Sunday ~ライブのはじまり~
皆さん、こんにちは!おおちゃんこと太田です。
長らくご無沙汰していたMiyakoda Jazz Live の振り返り、どうぞ気長にお付き合いを
いただけたら幸いです。今回は2会場同日開催でのお得な第2日曜日。白のMINKAでは、
全国的に活躍中のジャズボーカル ”ほんご さとこさん”を東京よりお招きし、Ricoさんとの
ツインヴォーカルで華々しく。また、ノルディック・デリでは、すみれ姉妹による
ヴォーカルとピアノの共演でしっとりとしなやかに午後の都田を彩っていただきました。
それでは、今回もその様子を写真と文章でお届けしてまいります。
白のMINKAにて
ライブでは当然のごとく複数曲を演奏いただくのですが、一曲目の第一声はちょっと特別で
聴く側も演奏する側も期待やワクワクで独特な雰囲気があると思っています。
始めから声がでていて一気に耳を傾けさせてくれる時もあれば、お互い初対面なので徐々に
耳を傾けさせてもらったりと正解はありません。
vo : ほんご・さとこさん
今回のほんごさんは、日常の生活で少し封印していた気持ちを解き放ってみませんか?
という感じで、聴衆を迎え入れてくれるような始まり方でした。
ですので、私はのっけから、ほんごさんにそっと添い寝をさせてもらう気分で
聞かせていただきました。
pf : 小関 信也さん
クールな雰囲気漂うピアノ奏者の小関 信也さん奏でるキース・ジャレットの曲にのせて、
”So reminding me I love you so much”や”I wish you love me or I love you” 紡ぎ出される
歌詞たちに、ときおり鈍感な自分の姿に活を入れてくれるシーンもあれば、
弱った自分を優しく包み込んで頂いたりと、私はしっかりと歌声と演奏に陶酔しきっていました。
vo : Ricoさん
遠くから聞こえる夏の終わりを告げるセミの声でさえもどこか切なく優しく語りかけてくる
気にさせるのはRicoさんが歌うボサノバの代表曲、”ジンジ”、”フォトグラフィア”…。
Ricoさんの今日の歌い始めはゆっくり水滴が白い和紙に浸みわたっていくように静かに
聴衆をライブモードに切り替えてくれるような感じだったのが思い出されます。
ライブ演奏って毎回同じということがありません。
聴くタイミングや選曲などで同じ曲でも毎回違った表情が見れるのが魅力の一つでは
ないでしょうか。
ノルディック・デリにて
まるで呼吸しているかのように雲の切れ間に入ったり出たりする太陽の光を感じながら
こちら会場のノルディック・デリでも素敵な演奏が繰り広げられていました。
Miyakoda Jazz Liveではお馴染みでファンの方も多いヴォーカルの高橋たえさんの登場です。
日差しがさせば真夏の陽気、軽やかに弾むように飛び出す歌詞がテンポよく私の気持ちを
ぽぐし、曲が続くにつれて日常の喧騒から解き放たれいつの間にか、”たえさん”ワールドに
浸ってしまうはなぜでしょうか?
vo : 高橋 たえさん
”Bye Bye Blackbird”という曲は、鬱積した日常のありとあらゆるものを自由な世界へ解き放ってくれる
内容の歌詞。ピアノ奏者の新開あき子さんのしっかりとした鍵盤さばきから繰り出す軽快なピアノの
音色に身を任せて、力づよく時には軽快にと”たえさん”の声は気持ちの奥底を刺激してくれます。
pf : 新開あき子さん
つづく”My Romance(マイ・ロマンス)”では、純粋な恋心を優しく見守りながら繊細に
歌い上げようとされる気持ちを歌声から感じとりながら素敵な歌詞に耳を傾けるのでした。
Miyakoda Jazz Liveは、Jazzのスタンダートから昭和レトロの名曲まで
大人のための演奏会が毎回繰り広げられています。英語の歌詞もスマホで翻訳を見ながら
聴いてみると演者の表現力や素顔が手に取って感じることが出来るかもしれません。
これもライブも醍醐味と言えると思います。ぜひ、皆さんのお越しをお待ちしております!
これからも日曜日の午後にはとっておきのライブをご用意させて
いただきます。詳しくはコチラからどうぞ!!
ご参加いただいた皆様、演奏いただいた演者の方ありがとうございました。