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2019.12.09

棟梁の技・体験レポート 第51回[新たな風車作りのための設計図]

こんにちは。
棟梁の技や仕事に対しての思い、建物の魅力を紹介していく棟梁ブログ担当へいちゃんです。

 

以前駐車場に設置された、風車作りについてご紹介しましたが、

今回は新たに風車作りをするということで、小林棟梁にお話を伺ってきました。

 

風車作り1.jpg

 

こちらが現在の風車です。

この風車は3つ同じものがあるのですが、全て回る速さが違うんです。

 

風車作り2.jpg 

 

小林棟梁は設計図を作るとき、こういった木の板に描いていきます。

この綺麗な円をどうやって描いたのでしょう?最初見たときはコンパスで描いているのかと思いまた。

実は、写真のように木の棒を中央にネジ止めして、描きたい大きさの部分に穴を空けてそこに鉛筆を差し込み

ぐるっと回せば綺麗な円の出来上がりです。

 

風車作り3.jpg

 

おおよその設計図が完成しました。

小林棟梁はこういったシンプルな設計図で、大きなものから小さなものまで何でも作る事ができます。

設計図すらなくても、様々なものを作っているのも見た事があります。

経験と技術力が成せる業ですが、小林棟梁の頭の中はどのようなイメージが駆け巡っているのか想像もつきません。

 

前回の風車造りの際も3つ同じものを作る予定が、小林棟梁が「全部同じじゃ面白くない!」と風車の回る速度を変えました。

今回もまったく同じものは作らないと思いますので、完成が楽しみですね。

 

 

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