こんにちは、スローガーデンのあきちゃんです。
春の嵐もひと段落で、夏が一気に近づいてきましたね。
お客様のお庭づくりを進めていく上で、「境界」は非常に重要です。
みなさん、この赤いしるしには見覚えがあるかと思います。
境界標と呼ばれるもので、土地の境界のしるしです。他にも矢印だったり、一本線だったり
するものもあります。ちなみにこれを勝手に触ると、5年以下の懲役又は50万円以下の罰金ですので
お気を付け下さい。
建物を建てるときに、この境界より内側に土留めのコンクリートブロックや、見切りや目隠し
になるフェンスを設けることが多いです。もちろん、なにも設置しない場合もあるでしょう。
やはり人としての、いや、動物としての本能がそうさせるのか、自分の縄張りともいえる場所と、
その他を目に見える形で区切りたい…と考える方が多いですよね。他との境界をはっきりさせる
ことによって感覚的な安心感を得る事ができるからでしょうか。
パーソナルスペースと呼ばれる目に見えない、各自持っている空間を’見切る’という感覚を
私たちは自然と持っています。
お庭づくりでもこの空間の「見切り」というのは、法律的な「境界」はもちろん、たとえば
砕石と芝生の間であったりとか、歩道と花壇の間だったり、道路と駐車場の間だったりいろんな
セクションの間で生まれています。
見切りには「レンガ」を使うこともあります。
ドロフィーズでは、「エコマウッド」という木の質感に似せた樹脂製の見切り材を多用しています。
このように曲線を作ることもできるので、柔らかい印象を持たせたい場合は活躍します。
石も見切りとして使うと、ナチュラルな仕上がりですね。石は費用面でも優しいですので、
是非取り入れて頂きたい素材です。
PCフェンスで、公道と敷地を分けています。
パイプとひし形状の金網でできたシンプルなフェンスですが、見せ方次第で
おしゃれにアメリカンテイストだったり、インダストリアルなイメージに仕上がる
ので、ウッドフェンスはイメージと少し違うという方に、検討して頂きたいフェンスです。
お庭の全面を砕石や芝生にします、という方はいないでしょうから、どうしでも「見切る」
部分が出てくるかと思います。空間や素材と素材の境界をどのような素材で見切っていくか、
選び方ひとつでお庭の印象が大きく変わってきますので、ぜひ考えてみてください。
ドロフィーズのお庭には、そんな空間の「境界」や「見切り」のアイデアがたくさん
あります。ぜひ、施工例もご覧ください。
【スローガーデン 施行例】
“https://www.slow-garden.net/works/“